オーディオは価格で選んではいけない

オーディオは価格で選んではいけない


オーディオは上を見ればキリがない趣味です。
下手すれば1億円位普通に使っちゃう事もありえます。

そんな事になっちゃうのは、オーディオを価格で選んでる証拠です。
価格=オーディオのスペックになっているのです。

大金を無駄につぎ込む前に、あなたの価値観を変格する必要があります。
「オーディオは価格ではない」いう価値観に、あなたが変わる必要が。

ブラインドテストで、安い方が勝つ事が結構ある


ちょっと記事を見つけられなかったのですが、かつて海外でのブラインドテストで、
数百万円のコンポと数万円のコンポで、ギリギリ数万円が勝った事があります。

日本でもオーディオ雑誌の記事で、200万のアンプが最下位になった事があります。
ブラインドテストでも本当に良い音なら、高い方が常に勝つと思うのです。

しかし、そうはなっていません。
しかもブラインドテストでは、結構な確率で低価格帯が勝っています。

視覚や価格と言うフィルターを取り除くと、真実が見えてきます。
オーディオは一定のレベルまで上がれば、後は好みの違いしかないのかもしれません。

オーディオは価格ではない サンスイのアンプの例


サンスイを代表するアンプで、AU-607、AU-707、AU-D907、があります。
所謂初代07シリーズと呼ばれるやつで、番号が高い順に価格も上がります。
※二代目のAU-D607とD707もありますが、能力的には初代とほぼ変わりません。

実はこの中で最も音が良いのが、AU-607という人が非常に多いのです。
オーディオ関係者の中でも、607が一番良いと言う人も多いです。
中高音の解像度や立体感の高さが素晴らしいと思います。

ちなみに私はAU-707の音が最も好きです。
重心の低い低音と美しい澄んだ高音が見事なアンプです。

正直私自身も607か707で充分で、907は要らんかなと思っています。
この例を取ってみても、決して音と価格は相関して無いですよね。

オーディオは価格ではない スピーカーの例


例えば三菱の 2S305 と 2S208 というスピーカーがあります。
2S305 の方が大型で高額ですが、音はほぼ同じで差はありません。

むしろ小形で安い 2S208 の方が使い勝手も圧倒的に良いです。
また、低音がだぶつかない分良い音とも言えます。

スピーカーでも、こういった事は普通にあります。
なので価格よりも実際の音を聴いて判断してください。

オーディオは価格ではない という価値観の変換が必要


以上は簡単な例ですが、オーディオは価格では無いと判りました。
もしあなたが年々高価格な機器に買い換えてるとしたら、非常に危険です。

あなたの価値観を変換させる必要があります。
「オーディオは価格では無い」という価値観に変換してください。

これが判っただけで、あなたのオーディオ人生は全く違ったモノになるでしょう。
もしかしたら、数百万単位の無駄金を使わずに済むかもしれません。

また実際にオーディオを試聴しに行くときも、「オーディオは価格では無い」と
の価値観で聴くと、本当に良い音を聴き分けることが出来ます。

 

 

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