DIATONEの固まるエッジについて

いつもお世話になります。

オーディオ界では有名な話ですが、ダイヤトーンのDSシリーズ等(特に初期)の
ウーハー布エッジがガチガチに固まっている光景をよく見ます。

よく見ますと言うよりは、メンテ品以外は100%固まっています。
これは使っているダンパー材が安物で、早ければ発売から数年で固まるようでした。

実は三菱がわざとやっていたという話もあるのですが、詳細は判りません。
これにはもちろん対処法がありまして、ブレーキフルード等で軟化処理が可能です。

ネットオークションで軟化剤が売っていますが、効果が低く柔らかくならない事が多いです。
なので、「ブレーキフルード エッジ軟化」検索して、丁度よいフルードを探しましょう。

数百円で充分すぎる量を買えます。
ただ最近はいっそのこと交換してしまった方が良いのではないかと考えています。

エッジ軟化処理をしても均一に軟化することは難しく、また一年後とかに固まるからです。
また最近は硬すぎてエッジ自体が避けていることも多いです。

比べてみたら判るのですが、軟化したエッジと新品のエッジでは全然違います。
また低音の出方も新品の方に分があるのは明白です。

なので、当店では固まったエッジは基本的に軟化処理では無く交換しています。
※ただし手に入らないサイズは軟化するしかないので、そこはご了承ください。

もちろん布エッジなので、ウレタンと違い耐久性も抜群で音も良いです。
以上の事から当店では、「固まった軟化処理では無くさっさと交換した方が良い」
「もちろんウレタンエッジでは無く同じ布エッジに」という結論になりました。

こんな感じですが、よろしくお願いします。

 

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