オトネクストの名曲紹介~岡本敦郎/白い花の咲く頃~

岡本敦郎 ※昭和の大歌手からの抜粋
昭和21年、「朝はどこから」でデビュー。
抜群の伸びのある美声と正統派の歌唱で、戦後の歌謡界で活躍。
「白い花の咲く頃」、「チャペルの鐘」、「あこがれの郵便馬車」などのヒットを経て、昭和29年にリリースした「高原列車は行く」が爆発的ヒットを記録、岡本敦郎の代表曲となった。
多くのラジオ歌謡を吹き込んだことから、ミスターラジオ歌謡の異名を持つ。

今回は、岡本敦郎さんの代表曲「白い花の咲く頃」です。
岡本さんはクラシックの声楽上がりの歌手なので正統派の歌い方をする人なんですが、同じ声楽上がりの歌手の中でも、岡本さんにしか出せない美しさが確実にあるように感じます。

特に現代のポップミュージシャンには絶対に無い能力を持ち合わせた歌手なので、昔の歌手は凄かったよな~の代表格にされている方でもあります。

岡本敦郎さんは戦闘に参加したかは不明ですが、1944年に徴兵もされています。
その風貌に戦前戦中戦後の動乱期を生き抜いた、戦後生まれの人間には出せない風格があるように感じます。

また岡本さんはかなりスタイルが良く品があり、まさしく紳士と呼ぶに相応しい容姿なので、個人的にはかなりかっこいい方だと思います。

クラシックファンや、歌手に歌唱力を求める方にはお勧めのアーティストです。
また演歌ではなく戦後歌謡曲(ポップスと同義)なので、演歌が苦手な方にもお勧めです。
オーディオマニアなら、一枚位CDやレコードを持っていても良いレベルの超大物歌手です。

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