オトネクストが現在お勧めするアンプ

いつもお世話になります。
以前のブログにて、当店のアンプに対する考え書きました。
https://audioyasan.com/amplifier

要約すると、現代のアンプよりも70年代の昔のアンプの方が音が良いと書きました。
ただし昔のアンプは壊れやすいので、注意が必要ですよとも書きました。

本当に直ぐに壊れるので、現在当店ではアンプに力を入れていませんし、力を入れられません。
一台あたり10万円以上頂かないと赤字になるレベルなので、やってられないのです。
またPSE法の関係で、手をいれたアンプはジャンク品として販売する必要があるようです。

それで現行品で昔の音を出すアンプがあれば良いのですが、実はあります。
たまにブログでも取り上げていますが、エーワイ電子さんのエルサウンドブランドがそれです。
https://ay-denshi.com/category/item/item_amp/

大阪高槻市にある電子機器を製造する小さな会社ですが、オーディオアンプでも有名です。
残念ながら開発者の山枡社長は亡くなられましたが、現在でも技術は受け継がれています。
70年代のオーディオ最高峰時代の音を現代に蘇らせるという信念でアンプを造られています。

その中でも、このパワーアンプがお勧めとなります。
https://ay-denshi.com/item-epm-10w/

これは先代山枡社長が設計したアンプで、かなりの傑作機として名高いアンプです。
実は私もこのアンプを愛用していまして、もう10年以上使っています。

当時はボリュームセレクター無しで10万円位だったのですが、今は13万円越えのようです。
それでも内容を考えれば、値上がりした現在でもかなり安いと思います。

このアンプの素晴らしい所は、強力な電源を用いた強力な駆動力と美しく繊細な中高音です。
またこの会社のアンプは低出力でパーツの負担が少ないお陰か、非常に頑丈でまず壊れません。

一応プリメインとしても使えますが、私としてはパワーアンプ使用が一番良いと思います。
これをボリューム無しのシンプル仕様にして、プリアンプでコントロールする方法が最善です。

また同社の低価格帯のパッシブプリだと低音が痩せて迫力に欠けるので、お勧めしません。
可能ならば70年代のメンテナンス済みのプリアンプを使うか、パッシブタイプを使う場合は、
ロータリースイッチに固定抵抗を用いたタイプのパッシブプリが良いです。(私も使用中)
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1110140282

因みに70年代のプリアンプは、同年代のプリメインよりは壊れにくいのでお勧めです。
エーワイ電子さんではプリアンプは要らないと主張されていますが、私は良質なプリアンプで駆動した方が、良い結果を得られるというスタンスを取っています。

多少お金が掛かったとしても、これ位は出しておいた方が後々の為になると思います。
それにヴィンテージアンプのオーバーホール品も軽く10万円は超えますので、結局ある程度のお金は必要となります。

またエーワイ電子のアンプは壊れにくいので、中古を安価に手に入れるという手もあります。
オークションとかで見かけますので、ぜひご検討いただけたら幸いです。

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