オトネクストの名曲紹介~さだまさし 椎の実のママへ~

この名曲紹介は店主が本当に良いと思った曲やアルバムを紹介しています。
特に売れ行きは関係なく、世間や自称評論家の意見なども一切無視しています。

今回はさだまさしさんが1979年に発売した「椎の実のママへ」をご紹介します。
「親父の一番長い日」のB面に収録された曲。(曲が長いので、LPシングルです)
「親父の一番長い日」は当時一位の大ヒット、B面のこの曲も多くの人が聞いてると思います。

この「椎の実のママへ」は比較的明るい内容のA面と違い、終始非常に暗く重苦しい。
ただ救いが無いわけでは無いと思うが、あまりにも重いためほとんどライブで歌われていない。

歌詞の内容はネタバレになるので書きませんが、さださんの叔母の人生をそのまま書いている。
さださんは実話を歌詞に落とし込むのが非常に上手く、情景が頭の中に見事に浮かんでくる。

実話を数分程度の曲の歌詞に全て落とし込める能力は、この人しかできないと思います。
ちなみにこの曲を聴けば「精霊流し」という大曲がなぜ出来たのか理解できます。

個人的に「親父の一番長い日」よりも遥かに好きな曲でして、さだまさしおよびフォークソングの本質が聴ける唄だと思ってます。

当時シングルは100万枚位売れてるので、入手は簡単でしかも安価です。
音もかなり良いので、機会があればぜひ聴いてみてください。

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